交通事故

自動車事故による関節痛の原因と要因

    こんにちは、今回は自動車事故による関節痛の原因と要因をお話していきます。
    先ず交通事故に合う身体の中はどの様になるのかお話していきます。

    交通事故の場合、身体には想定しない力が働き予想外の方向に力が加わったり、身体が振られる事で頭部が不規則に動き頭部の重みによる負荷が頚椎にかかりむち打ち症になったり、強い衝撃で左右前後に身体が振られる事で腰部に強い力が加わり捻挫や腰周辺の筋肉を傷めてしまうことがあります。

    事故直後には身体が興奮状態にある事から、痛みをさほど感じはしませんが、落ち着いた時にそれらの痛みを感知して首・腰・肩など様々な関節に付着する靭帯や筋肉が痛むことがあります。
    更に強い衝撃により骨が必要以上に動いてしまい、骨や関節の中を通る神経が圧迫されて傷ついてしまうことで、痛みや痺れが発生してしまうケースもあります。

    こうした事が事故後には発生するので、必ず事故後には医療機関や医療類似機関を受診し関節の可動域の確認や骨・筋肉の損傷具合の確認、内臓等の臓器検査をし身体の状態を理解しておきましょう。
    特に、頚椎や腰椎の関節には重要な神経が走っていて、傷ついてしまうと後遺症も出やすいので必ず確認しましょう。

    人の7種類の関節

    では、人の関節がどの様になっているかをお話して行きながら体に起こる不調の原因や要因と絡めてお話していきます。
    関節には7種類の関節が存在します。

    1.球関節

    自由に動きやすい関節で、肩関節や股関節が当たります。


    2.蝶番関節

    ドアの蝶番のような動きをする関節で、肘関節が当たります。

    3.ラセン関節

    2の動きに螺旋運動(ねじれ)が発生する関節で、肘関節が当たります。

    4.鞍関節

    骨と骨がねじりこむように重なる関節で、親指の第1関節が当たります。

    5.楕円関節

    骨と骨を繋ぐ箇所が楕円形になっている関節で、手首の関節の親指側が当たります。

    6.車軸関節

    関節内を骨が車輪の様に動く関節で、頸椎の1番上の箇所が当たります。

    7.平面関節

    関節が平面で僅かにすべり運動がある関節で、背骨それぞれの関節が当たります。

    関節の動き

    これらの関節には、幾つかの決まった動きに対して作用する様に出来ています。
    それらの動きは、大きく別けて3分類され
    ・一軸性(2,3,6)
    ・二軸性(4,5)
    ・多軸性(1,7)

    に分かれます。

    では、特に交通事故で多いむち打ち症は、どの関節でどうして起こるかを例としてお話します。

    首の骨を解剖学上では頚椎(cervical spine)と呼びアルファベット表記では頭文字のCをとって、1番上の首の骨の場合はC1と表記します。
    この頚椎は、第1~第7頚椎まであります。(※先天的に骨が多い人がおり第8頚椎がある人もいます。)
    この頚椎は、ルシュカ関節や椎間関節と言い平面関節に分類されます。
    スライドや回旋する運動構造から多軸性に分類される為に、外部からの作用でも動きやすく、骨と骨とを繋ぐ細かい靭帯や頭部と言う重要な機関を安定させる為に様々な筋肉が縦横無尽に付いている為に強い揺れや衝撃を受けるとそれらの靭帯・筋肉に多大な影響を与えます。
    また必要以上に動いてしまい、骨の中を走る神経を圧迫しそれにより痺れや痛みをもたらし、且つ頚部は神経の出発地点のため全身に影響されてしまい、末端神経である指先や足先にまで痺れや痛みをもたらしてしまう場合があります。
    こうしたケースが身体の様々な箇所で起こる事で交通事故後には様々な症状が出るケースがあるのです。

    まとめ

    関節には、様々な形態・様式があり様々な靭帯・筋肉・神経が行き来しています。
    そうした部分を傷める事で後遺症や慢性的な痛み・痺れに繋がるケースがあります。
    事故後には、必ず医療機関や医療類似機関を受診し、身体の検査・ケアをしていきましょう。

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