整体

柔道整復師になるには

    柔道整復師は国家資格

    柔道整復師になるために必要な資格は国家資格です。
    国家資格とは法律に基づいて実施される資格であり、この資格を持つことで一定以上の知識や技術があることが証明されるものです。
    国家資格はその他に弁護士や税理士、建築士などの情報処理関連の資格などがあり、そのジャンルは様々です。
    国家資格が必要かどうかということは職業によっても違いがあります。
    例えば情報処理関連の資格は、国家資格であっても取得済みでなくとも業務に携わることは可能です。
    一方で弁護士などのように資格がなければその仕事をすることができないものもあります。
    柔道整復師は後者にあたり、資格を持っていなければ接骨院や病院で柔道整復師として働くことができません。
    つまり、柔道整復師の資格は、施術に必要となる知識や技術があるという証明だけではなく、独立開業ができる権利を有しているとも言えます。
    医療に従事する職業の中には、知識や技術を病院の中でしか活かせないものも多数ありますが、柔道整復師の場合には開業することで、地域医療の一つとして活躍することができます。

    もし柔道整復師の資格を取得したい場合には、まずは専門学校、もしくは大学へ進学し、3年間以上必要となる知識や技能をしっかりと学ばなければなりません。
    例えば、柔道整復師になりたいのであれば、解剖学や生理学、運動学などのような基礎となる科目の他に、柔道整復理論、リハビリテーションなどの専門的な科目など、必要となる知識や技術を勉強する必要があります。
    在学中には実際に柔道を学ぶこともあり、この授業では柔道の理念なども同時に学ぶことができます。

    専門学校や大学を卒業することで、国家試験を受験する資格が得られます。
    国家試験は年に一度行われ、試験は全部で11科目の筆記試験が行われます。
    全国の様々なところで受験ができますが、自宅から最も近い試験会場選んで受験することになるでしょう。
    国家試験に合格することで資格を取得が可能となり、接骨院や整骨院などに就職をして施術を行うことができるようになります。

    近年ではこの資格を持っている人が劇的に増加しています。
    知識や技術だけではなく、1日中施術を行うための体力や、子供やお年寄りなどと接する際のコミュニケーション能力、独立開業を行うのであれば経営力も柔道整復師として働いていく為に必須なスキルと言えます。

    修行の場はいろいろ!

    柔道整復師は医療従事職といわれている職業で、例えば医師や看護師、歯科医師や理学療法士などもこれに該当します。
    医療従事職は独立開業が可能ではありますが、中には病院内でなければ技術を生かすことが難しい資格もあります。
    このような様々な職業の中で、独立開業が可能な柔道整復師の資格は大きなメリットと言えます。
    しかし、柔道整復師の資格を取得して即座に整骨院や接骨院を開業できるかというと必ずしもそうではありません。
    いくら知識や技術を学校で学んだといってもすぐにそれを発揮することは困難な為、様々な場所で修業を重ねる必要があります。

    国家資格取得後の修業の場としては、まず病院の整形外科が挙げられます。
    病院の整形外科では、医師や理学療法士の指示に従ってリハビリや整復補助を行います。
    固まってしまった患部に対し物理療法や手技療法を用いて施術を行うことをリハビリと呼びます。
    以前はこのリハビリを行う人が最も多かったのですが、近年ではリハビリだけではなく内科などの整形外科以外の現場で働く人も増加傾向にあります。
    その他にも、介護保険関連の施設やスポーツ関連の施設、プロスポーツチームなど、修行をおこなえる場所は多岐にわたります。
    特に介護保険関連施設では、本格的な高齢化社会に突入した日本において引く手数多な状況です。
    このような施設での柔道整復師の仕事は、介護が必要な方の筋力強化や機能訓練の指導になります。
    より一層高齢化が進むと予想される現代では、介護の分野でも柔道整復師の存在感は更に増し、益々需要が高まるでしょう。

    中には経験を積み重ねることで、有名選手の専属スポーツトレーナーとして活躍している柔道整復師も存在します。
    柔道整復師はリハビリやトレーニングなどの専門家でもあるため、スポーツトレーナーに十分適していると言えます。
    現在、スポーツ選手を陰で支える職業として注目を集めていますので、数多くのスポーツ選手からの支持を受けるような優秀な存在になると選手以上に注目されることも考えられます。

    最終的に独立開業を目標にしている人は大多数を占めます。
    接骨院や病院での仕事内容は医師や他の先生からの指示を受けた上で患者に施術を行うものでしたが、独立開業すればこれらもすべて自分の手で行う必要があります。
    責任は重大になりますが、今まで以上にやりがいを感じられることでしょう。

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