2026年4月から新たに「青切符制度」が自転車にも導入されることが決まりました。
東京都小金井市・国分寺市は、大学や高校も多く、自転車通学や日常の買い物で自転車を使う方がとても多い地域です。
その一方で、狭い道路や交通量の多い東八道路・五日市街道周辺では、自転車事故のリスクも高まっています。
本記事では制度の概要と、地域の整骨院で実際に見られる事故後のケガについてお伝えします。
青切符制度とは？自転車利用者にも適用される新ルール
「青切符」とは正式には交通反則通告制度のことです。
これまで自動車やバイクに適用されてきた制度で、比較的軽微な違反については「反則金」を納めれば刑事裁判を免れ、前科もつかない仕組みです。
この制度が2026年4月から、16歳以上の自転車利用者にも適用されることになりました。
自転車の違反行為と反則金一覧｜小金井・国分寺で多いケース
青切符制度では、自転車の違反行為に対して反則金が科されます。
小金井・国分寺エリアでも日常的に見られる行為が対象になります。
| 違反行為 | 反則金の目安 |
|---|---|
| スマホを操作しながらの運転（ながらスマホ） | 12,000円 |
| 信号無視 | 6,000円 |
| 一時不停止 | 5,000円 |
| 傘差し運転 | 5,000円 |
| 並走運転（二人乗り含む） | 3,000円 |
| 車道の右側通行・歩道通行違反 | 6,000円 |
小金井駅周辺や国分寺駅南口付近では、自転車で歩道をスピードを落とさず走る方も見られます。
こうした行為も青切符制度の対象になる見込みです。
整骨院でよく見る自転車事故によるケガとは
一般的に多い自転車事故のケガ
・むち打ち症
・打撲や挫傷
・手首や肘の捻挫
これらは軽症に見えても後から症状が強くなるケースもあり、早期の施術が大切です。
高齢者に多い自転車事故のケガ
小金井市・国分寺市は高齢者の人口も多く、買い物や散歩で自転車を利用する方が目立ちます。
そのため「高齢者との接触事故」も実際に報告されています。
・上腕骨頚部骨折（肩の骨折）
・大腿骨頚部骨折（股関節部分の骨折）
・橈骨遠位端骨折（手首の骨折）
・腰椎圧迫骨折（腰の骨折）
高齢者の骨折は回復が遅く、要介護や寝たきりのきっかけになることもあります。
当院でも、80代の女性で日頃から自転車で買い物に出かけている方がいました。
ある日、その方がスマートフォンを操作しながら自転車を運転していた別の自転車との衝突を避けようとして転倒。
結果として腰と手首を骨折し、手術と入院を余儀なくされました。
事故後の受診と整骨院でのリハビリの重要性
交通事故に遭った場合は、まず警察への届出と病院での診断が必要です。
その後、整骨院での施術やリハビリを受けることで、回復を早め、後遺症を防ぐことができます。
誠整骨院グループでは以下のようなサポートを行っています。
✅ むち打ちや打撲に対する手技療法
✅ 筋肉や関節の回復を助けるリハビリ指導
✅ 高齢者の骨折後のリハビリや生活支援のアドバイス
✅ 保険会社への対応に関する相談
まとめ｜自転車の安全運転と早期ケアで事故を防ごう
2026年から導入される青切符制度は、自転車利用者にとって「ルールを守ることの重要性」を改めて示すものです。
小金井市や国分寺市でも、自転車を日常的に利用する方が多いからこそ、安全運転を徹底しなければなりません。
そして、万一事故に遭った場合には、病院での診断とあわせて整骨院でのケアを早めに受けることが重要です。
特に高齢者との接触事故では骨折や長期の後遺症につながる可能性があるため、早期対応が不可欠です。
私たち誠整骨院グループとしては、地域の皆さまが安全に自転車を利用し、事故後も健康を取り戻せるようサポートを続けてまいります。
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