こんにちは。小金井エリアで整体・整骨院を運営している、株式会社 誠の人事採用担当、染谷です。
「正しい姿勢ってどうすればいいの?」
「背筋をピンと伸ばしているのに肩がこる、腰が痛くなる…。」
「頑張っているのに楽にならない」
「そもそも正しい姿勢の正解って何?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、整体の現場でもよく聞かれる“正しい姿勢のとり方”について、
今日からすぐに実践できる簡単な方法をお伝えします。
結論|超簡単!「下腹部を軽く引っ込める」だけで体幹が働く
正しい姿勢をつくる一番シンプルな方法は、立っている時に下腹部を軽く引っ込めることです。
下腹部を引き込むように軽く力を入れると、お腹の奥にある体幹の筋肉(インナーマッスル)が自然と働きます。
この体幹の筋肉こそ、姿勢を安定させるうえで最も重要な存在です。
お腹を引き込むことで骨盤が立ち、背骨が自然とまっすぐに伸びます。
無理に背筋を張る必要はありません。
ただ「お腹を引き込む」だけで、余計な力を使わずに美しい姿勢が保てます。
つまり、体幹を正しく使う=正しい姿勢をとることです。
この方法なら肩や腰に負担をかけず、自然で疲れにくい姿勢をつくることができます。
よくある誤解|「力むほど正しい」は間違い
多くの人が勘違いしているのが、「正しい姿勢=背筋をピンと伸ばして頑張ること」だという思い込みです。
確かに、見た目だけなら一時的にまっすぐになりますが、それは“外側の筋肉(アウターマッスル)”で無理に支えているだけ。
この姿勢は長続きせず、すぐに疲れて姿勢が崩れてしまいます。
正しい姿勢とは、力を抜いても崩れない自然な姿勢のこと。
そのためには、外側ではなく内側(インナーマッスル)で支える意識が必要です。
「力を入れない」と聞くと、何もしないように思えますが、実際は“余計な力を抜いて内側で支える”という意味。
先ほどの「下腹部を軽く引っ込める」動きがまさにそれに当たります。
外側はリラックスし、内側で安定させる——これが本当の「正しい姿勢」です。
デスクワーク対策|座るときは「深く座る」で骨盤を立てる
立っている時だけでなく、座っている時の姿勢もとても重要です。
仕事・スマホ・食事…現代人の多くは1日の半分以上を座って過ごしています。
悪い座り方の代表例は、ソファに浅く腰掛けて背もたれにダラッと寄りかかる姿勢。
これは骨盤が後ろに傾き、背骨が丸まってしまうため、腰痛や猫背の原因になります。
正しい座り方のコツは、「深く座る」こと。
椅子に深く腰をかけ、太ももの付け根からしっかり座るイメージを持ちましょう。
そうすることで骨盤が立ち、背骨が自然と伸び、背もたれに頼らなくても姿勢をキープしやすくなります。
もし長時間座る場合は、腰の後ろにタオルやクッションを入れるのもおすすめです。
そうすることで骨盤が立ちやすくなり、疲れにくくなります。
正しい姿勢になってる?簡単セルフチェック
鏡の前で横から自分を見てみましょう。
理想的な立ち姿勢は、以下の4点が一直線上に並んでいることです。
•耳の穴
•肩(肩峰)
•骨盤(大転子)
•くるぶし

このラインが崩れると、頭や骨盤の重さを支えるために筋肉が過剰に働き、肩こりや腰痛の原因になります。
座っている時も、骨盤を立てて背骨がS字カーブを描くように意識してみてください。
まとめ|「外で力む」より「内で支える」3つのポイント
正しい姿勢とは、力を入れて頑張るものではなく、体幹で支えてラクに立てるものです。
✅ 下腹部を軽く引っ込める
✅ 外側の力を抜いて内側で支える
✅ 座る時は深く腰掛けて骨盤を立てる
この3つを意識するだけで、体は見違えるほど軽くなり、姿勢も美しくなります。
正しい姿勢は“努力”ではなく“使い方”です。
今日から「下腹部を引っ込める」意識を取り入れて、無理のない理想的な姿勢を手に入れましょう。


