こんにちは。
小金井エリアで整体・整骨院を運営している、株式会社 誠の人事採用担当、染谷です。
テレビや雑誌で「良い寝具」と紹介されると、つい気になってしまいますよね。
でも同時に「私の体に合うのかな?」「買って後悔しないかな?」という不安もあると思います。
今日は骨格のプロの視点から、寝具選びで本当に大事な考え方をお伝えします。
寝具の役割とは?睡眠中に体を整える大切なポイント
寝具の目的は「気持ちいい」だけではありません。
睡眠中に体を回復させるサポートをすることが寝具の最大の役割です。
理想の寝具は
•首・背骨の自然なカーブを守る
•血流や呼吸を妨げない
•筋肉に余計な緊張を与えない
この条件を満たすものです。
つまり「高級品だから良い」ではなく、体に合うかどうかが一番大切です。
枕は低めが理想?骨格から見た正しい高さの選び方
結論から言うと、枕はなるべく低い方が理想的です。
首の自然なカーブを保つのが本来の目的なので、究極的には「枕なし」が正解とさえ言えます。
ただし、ストレートネックや猫背の人は体が歪んだ状態に慣れているため、高めの枕を好んで使いがちです。
これは「落ち着く=正しい」ではなく、むしろ体の歪みが固定化しているサインです。
マットレスの硬さは骨格で決まる|柔らかい人・硬い人の違い
マットレスの硬さは「好み」ではなく「骨格の特性」で選ぶのが正解です。
•骨格が硬い人 → 柔らかい寝具がオススメ
体が硬いと関節の可動域が狭いため、柔らかい寝具で体圧を分散させた方が快適です。
•骨格が柔らかい人 → 硬い寝具がオススメ
体が柔らかい人は沈み込みすぎると背骨が歪みやすいため、しっかり支える硬めの寝具の方が合いやすいです。
男女差で見る寝具選び|男性はベッド派?女性は布団派?
もちろん例外はありますが、男女で骨格の傾向に違いがあります。
男性の場合
関節が固い傾向が強いため、柔らかいベッドタイプの寝具が合いやすい
女性の場合
は関節が柔らかい傾向が強いため、布団など少し硬めの寝具が合いやすい
「ベッド=現代的で良い」「布団=古い」というイメージを持つ方もいますが、
大事なのはライフスタイルよりも骨格の特性に合わせることです。
寝具が合っていないサイン|腰痛や肩こりをチェック
以下のようなサインがある場合、寝具が体に合っていない可能性があります。
✅ 朝起きた時に腰が痛い → 柔らかすぎる可能性
✅ 肩や背中に張りを感じる → 硬すぎる可能性
✅ 仰向けで寝るのが辛い → 枕が高すぎる、マットレスが硬すぎる
✅ 横向き寝しか落ち着かない → 骨格の支えが不足している
まとめ|寝具選びは「自分の骨格に合うか」がすべて
寝具選びで迷ったら、ブランドや値段ではなく「骨格に合っているか」を基準にしてください。
•枕は低め(理想はなし)
•骨格が硬い人=柔らかめ、骨格が柔らかい人=硬め
•男性は柔らかめベッド、女性は硬め布団が基本
もし「自分がどっちタイプかわからない」「買い替えるべきかわからない」という場合は、
骨格チェックを受けてみるのもオススメです。
当院では、体の状態を確認した上であなたに合った寝具の選び方もアドバイスしています。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。


