肩関節は人間の体の中でも特に可動域が広く、自由度の高い関節です。しかし、その一方で関節の受け皿(関節窩)が浅く、不安定になりやすいという特徴もあります。この不安定な関節を支えているのが、**回旋筋腱板(ローテーターカフ)**と呼ばれる筋肉群です。
整体院でも肩の痛みを訴える方が多く、その多くが回旋筋腱板の筋力低下や炎症に関連しています。長時間のデスクワークやスマホの使用、スポーツでの負荷が原因となり、肩の違和感や痛みを引き起こすことがあります。
回旋筋腱板とは?
回旋筋腱板は、肩関節のインナーマッスルの総称で、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょっかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)の4つの筋肉から構成されています。
これらの筋肉は、上腕骨と肩甲骨を適切に引き寄せ、肩関節を安定させる役割を担っています。特に、スポーツや日常生活の中で肩をスムーズに動かすためには、これらの筋肉を適切に鍛え、柔軟性を保つことが重要です。
回旋筋腱板が弱るとどうなる?
回旋筋腱板の筋力が低下すると、肩関節の安定性が失われ、円滑な動作ができなくなります。その結果、以下のような症状が現れることがあります。
- 肩を動かすと痛みが出る
- 肩を上げるのが困難になる
- 夜間に肩がズキズキと痛む
- 野球やテニスなどのスポーツで肩の負担が増す
このような症状を放置すると、肩の可動域がさらに狭くなり、四十肩・五十肩のような慢性的な痛みにつながることもあります。そのため、肩の痛みや違和感を感じたら、早めに整体やマッサージを受け、適切なケアを行うことが大切です。
回旋筋腱板を鍛えるトレーニング方法
肩関節を守るためには、インナーマッスルを鍛えるトレーニングが効果的です。整体やマッサージと併用して、自宅でも簡単にできるエクササイズを取り入れましょう。
【エクササイズ方法】
①脇を閉じて、8の字を描くように大きく回す
・まず、椅子に座り、脇をしっかり閉じます。
・手のひらを上に向け、肘を90度に曲げた状態で両手を前に構えます。
・そのまま、8の字を描くようにゆっくりと腕を回します。
・このとき、脇が開かないように注意しましょう。
・1セット10回を目安に、無理のない範囲で1日3セット行いましょう。
このエクササイズを続けることで、回旋筋腱板の筋力が向上し、肩関節の安定性が増します。また、肩こりや疲れを感じた際には、整体やマッサージで筋肉の緊張をほぐしながらトレーニングを行うと、より効果的です。
肩の痛みを予防するための生活習慣
肩の健康を守るためには、トレーニングだけでなく、日常生活での習慣も重要です。
✅ 正しい姿勢を意識する
デスクワーク時は、背筋を伸ばし、肩を前に出さないようにしましょう。
長時間同じ姿勢を続けるのではなく、30分ごとに軽くストレッチをすることが大切です。
✅ 肩を冷やさないようにする
冷房の効いた部屋では肩を冷やさないよう、ストールやカーディガンを活用しましょう。
入浴時にしっかりと温まり、血流を促すことも重要です。
✅ 整体やマッサージで定期的なケアを行う
肩のこりや違和感を感じたら、早めに整体やマッサージでケアをすることをおすすめします。
特に、スポーツをする方やデスクワークが多い方は、定期的なケアを習慣にすると良いでしょう。
日頃のケアが大切!
肩関節は自由度が高い分、不安定になりやすく、しっかりとしたケアが必要です。回旋筋腱板を鍛えることで、肩の安定性を向上させ、痛みの予防につながります。
日々の生活の中で意識して肩を守り、トレーニングを取り入れながら、整体やマッサージで適切なケアを行いましょう。肩の健康を保つことで、より快適な日常生活を送ることができます。
当院では、整体・マッサージを通じて肩関節の柔軟性を高める施術を行っています。
ぜひお気軽にご相談ください♪
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