「交通事故の直後はなんともなかったのに、数日後から首や肩が痛み出した」
「しびれやだるさ、めまいが続いていて不安…」
こうした症状は、交通事故による遅発性症状である可能性があります。
事故直後は気が動転していたり、アドレナリンが出ていて痛みを感じにくくなっていることが多く、数時間〜数日後に症状が出てくることは珍しくありません。
本記事では、交通事故後に起こりやすい「むちうち」「神経症状」「機能障害」といった遅発性の症状について、整骨院がどのような役割を果たせるのかを詳しく解説します。
はじめに|事故直後は無症状でも油断できない理由
交通事故では、打撲や骨折のような明らかなケガだけでなく、身体の深部にダメージを受けることも多くあります。
その代表例が「むちうち症(頸椎捻挫)」です。
首が鞭のようにしなることで、筋肉や靭帯、神経などが損傷し、以下のような遅発性の症状が現れることがあります。
【主な症状】
・首や肩の痛み、重だるさ
・頭痛やめまい 吐き気
・手や腕のしびれ 倦怠感・集中力低下
事故当日は症状がなくても、2〜3日後からつらい痛みや違和感に悩まされるケースが多く、放置してしまうと長期化することもあります。
機能障害や神経症状が残るリスクも
交通事故の後遺症として、「機能障害」や「神経症状」が残る場合があります。
たとえば、
首が回りづらくなる
腕が上がらない
指先のしびれが取れない
といった症状が長く続くと、日常生活や仕事に大きな支障をきたします。
このような症状は、レントゲンやMRIで明確な異常が見つからないことも多いため、病院で「異常なし」と言われても、症状があるなら要注意です。
整骨院では、可動域の検査や神経反射テストなどを用いて、機能面の異常を細かく評価し、状態に応じた施術を行うことが可能です。
整骨院でできる遅発性症状へのアプローチ
誠整骨院グループでは、交通事故後のむちうち・神経症状・機能障害に対して、以下のような施術とサポートを行っています。
手技療法(筋緊張の緩和・血流改善)
事故で緊張した筋肉を手技でほぐし、痛みやしびれをやわらげます。
物理療法(超音波・干渉波など)
神経症状の緩和や深部の血流改善に効果が期待されます。
可動域トレーニング・リハビリ
機能障害を防ぐため、痛みが落ち着いた段階で無理のない運動療法を行います。
また、整形外科や脳神経外科と連携し、必要な検査や診断書作成のサポートも行っています。
整骨院での対応と病院の診断を併用することで、より安全・安心な治療が可能です。
慰謝料や後遺症認定にも関わる通院記録の重要性
交通事故の補償面でも、遅発性症状を放置してしまうと慰謝料の減額や後遺障害認定の困難化につながるリスクがあります。
✅早めに痛みや違和感を申し出ること
✅通院の頻度を保つこと
✅症状を正確に記録すること
これらは、正当な補償を受けるためにも非常に重要です。
整骨院では、保険会社への対応や弁護士連携も含めて、トータルサポートが可能です。
まとめ|交通事故後は“症状が出る前”に相談を
交通事故後は、軽微な接触でも「大丈夫」と自己判断せず、早期に整骨院へ相談することが重要です。
遅発性のむちうちや神経症状、機能障害は、早期対応で改善しやすくなります。
当院では、交通事故対応の経験豊富なスタッフが常駐し、
・治療計画の立案
・症状に応じた施術
・医療機関との連携
・保険会社対応のアドバイス
まで、安心して任せていただける体制を整えています。
「事故の後からなんとなく調子が悪い」
「しびれやだるさがとれない」
そんな方は、どうか一人で悩まずにご相談ください。



