今回はこれを読んでる皆さんが万が一事故に遭遇したり、身内の方にあった時に必ず役に立つ交通事故の対応についてお話します。
警察に連絡する
まず、交通事故に遭遇したら必ず警察に連絡しましょう。
勿論、怪我をしている様なら合わせて病院に連絡し救急車の手配をしましょう。
ここからは、警察に連絡した流れからお話を進めていきます。
電話をすると、東京なら警視庁に繋がります。
始めに事件なのか事故なのか確認してくるので、事故と伝えましょう。
次に、事故現場を伝えます。
現在地を判断したいときは、周りを確認して住所が記載されている電信柱などを確認しましょう。
更に電信柱や信号機には1本1本番号が割り振られているので、そちらを確認して連絡するのもありです。
連絡が来た警視庁から、最寄りの警察署や巡回中のパトカーなどに連絡がいきます。
大体、全国平均で7分くらいで到着します。
到着までの間は安全な場所に退避し、自身の身体に異常がないかを調べましょう!
事故直後は興奮状態にあり怪我をしていても気づかない時があります。
警察に現場の状況を説明する
警察が到着しましたら、事故が起きた時の状況や現場の確認をする実況見分が始まります。
その際には落ちついて一つ一つ思い出しながら話をしましょう。
その後事故の責任が何方にあるか、責任の割合が何方が重いかを警察が決定します。
保険会社とやりとりをする
ここからは加害者側が加入している保険会社(強制保険や任意保険)とのやり取りが始まります。
この際に痛みや怪我を感じず、物損事故の扱いにすると車の修理費のみの賠償となります。
その場合、後から痛みの症状が出ても相手が賠償してくれず、自己負担での治療になってしまう場合があるので、先ずは必ず整形外科や総合病院で検査をしていただき、本当に自分の身体に異常が無いかを確認するようにしましょう。
そちらで診断書をいただいて交通事故による負傷だと認められれば、その後の治療費も加害者が加入している保険会社が賠償してくれます。
その後は自分にあった整骨院を探して、加害者側が加入している保険会社に「○○整骨院に通う」と伝えてください。連絡を受けた保険会社が通院する予定の整骨院に連絡し、治療が受けられるように手配をしてくれます。
この連絡を怠ってしまうと、整骨院に直接行っても確認が取れていないために断られてしまったり、一度治療費を窓口で支払わなければいけない場合もあるので、忘れずに行う様にしましょう(土日祝日で保険会社と連絡が取れなかった場合は、お身体を優先して事情を説明して治療を受けるようにしてください)。
ここまでの準備が出来たら、後は診断書(写しで構いません)を持って整骨院、接骨院に向かい、治療の開始となります。
自分が加害者側で怪我をしてしまった場合は?
次に変わったケースもご紹介します。
自分が加害者側で怪我してしまったケースです。加害者側が怪我をするケースも珍しくありません。
その場合も一度整形外科か総合病院で検査をして、診断書をもらう様にしてください。
その後は自分が加入している保険会社と相談して、交通事故の治療として行うか、健康保険を使っての治療になるかを確認するようにしましょう。
どちらになるかは状況や保険会社の対応の仕方で様々なので、何事も相談してから判断するようにしましょう。
後は同じように診断書を持って整骨院、接骨院に向かいましょう。
さいごに
ほとんどの方が交通事故に遭ったことは無いと思います。
ですが万が一事故に遭ってしまった際に、その後の対応を知っておくのと知らないのとでは大きく変わります。
知らなかったが故に本来であれば正しく支払われる慰謝料、治療費が少なくなってしまったり、直ぐにでも受けなければならない治療が遅れてしまい、後遺症のリスクも高まってしまうかもしれません。
そういった事が起きないようにする為の参考になればと思います。