交通事故は予期せぬタイミングで発生し、心身ともに大きな負担を与えます。
特に「むちうち症状」は事故直後には自覚がなくても、翌日以降に首や腰の痛みが強まることが多く、放置すると長引いたり後遺症へとつながる危険があります。
今回は、国分寺駅前南口で実際に起きた追突事故の事例をもとに、交通事故後の通院の重要性と示談までの流れを解説します。
国分寺駅前南口で発生した追突事故の実例
20代男性の交通事故ケース
営業車で外回り中の20代男性が、国分寺駅前南口の信号待ちで停車していた際、後続車に追突されました。
大きな外傷はなかったため、警察と保険会社に連絡したのちその日は帰宅。しかし翌朝になると首と腰に強い痛みが出現し、当院にご相談いただき、整形外科を紹介。
その後、整形外科と整骨院を併院しながら治療をスタートしました。
整形外科と整骨院を併用した治療経過
初期は強い痛みと可動域制限がありましたが、週3〜4日のリハビリ通院を継続。
物理療法や手技療法に加え、運転やデスクワークで負担をかけやすい姿勢改善も並行しました。
その結果、3ヶ月で痛みは残らず、日常生活に支障がない状態で治療を終えることができました。
保険会社との示談交渉と解決の流れ
治療が落ち着いた段階で、保険会社から提示された示談金は30万円。
しかし患者様は、通院実績や生活への影響を整理して自己交渉に臨みました。
整形外科での診断書、当院での施術経過、通院日数、交通費や仕事への影響を具体的に説明したことで、最終的に45万円で示談成立となりました。
今回のケースでは弁護士特約に未加入だったため自己交渉となりましたが、症状が順調に改善し、通院や記録が十分に揃っていたため、スムーズに解決できた好例と言えます。
交通事故後の対応から学べる5つのポイント
事故直後の受診が大切
翌日以降に症状が悪化するケースが多く、早期に整形外科と整骨院を併用することが回復の近道です。
通院頻度が回復を左右する
週3〜4日のリハビリを継続したことで、3ヶ月で痛みを残さず改善しました。初期から通院を怠らないことが大切です。
整形外科と整骨院の役割分担
整形外科では診断・検査・薬の処方、整骨院では痛みの緩和・可動域改・姿勢修正といった機能回復を行うことで、治療の質が高まります。
記録が示談交渉の武器になる
通院日数、施術内容、交通費、生活や仕事への影響を具体的に残すことで、交渉の際に客観的根拠を提示できます。
自己交渉でも冷静に進めれば適正化できる
提示額をそのまま受け入れず、根拠を確認し整理して伝えることで、より妥当な金額での示談につながります。
誠整骨院グループでは必要に応じて、示談金が妥当かどうかも確認させていただきます。
まとめ|交通事故後は早期受診と継続通院が重要
今回の国分寺駅前南口での事故は、早期受診・継続的な通院・併院・記録・冷静な交渉が揃ったことで「きれいに終わった事故案件」となりました。
交通事故は誰にでも起こり得ますが、その後の対応によって回復のスピードも、最終的な補償額も大きく変わります。
誠整骨院では、交通事故患者様一人ひとりに合わせた施術計画を立て、整形外科や弁護士との連携も行いながら、安心して治療を続けられる体制を整えています。
もし事故に遭われた場合は、軽い症状でも放置せず、ぜひ早めにご相談ください。



