今回は交通事故後に整骨院などに通院中の方が必ず意識しておきたい5つのポイントをお伝えします。
知らなくて損をした…。そんなことがないように、ぜひ最後までご覧ください。
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通院初月は毎日通うのが鉄則|交通事故後の正しい通院とは?
ケガの回復のためにも早期の内にしっかりと施術をすることは当然大切なのですが、
慰謝料の観点からも初月にしっかりと通院することが大切になります。
通常ケガをしたら初めは毎日通い、回復とともに通院間隔を空けていくのが自然な通院です。
しかし、数回通院して症状がある程度回復すると「とりあえず様子を見よう」と数日間放置してしまったり、来院間隔が空いてしまう方がいます。
しかし、この通院だと身体の回復にも、慰謝料にも大きなマイナス。
来院間隔が空くと「もう治ったのでは?」「本当に事故が原因のケガなのか?」と疑われ、補償の対象外と判断されるリスクが高まります。
様子をみたけどやっぱり痛いからしっかり通おう。
今日は痛いから通院しよう。と自己判断で通院をしていると事故との因果関係が証明できず、結果的に適切な補償をしてもらえなくなります。
たとえ痛みが軽くても、遅発性の症状が出る可能性にそなえて、後遺症を残さないため、症状の早期回復のため、適切な補償をしてもらうために通院初月は可能な限り毎日通院することを推奨しています。
当然、本当は痛みがないのに慰謝料のためだけに通院するのは詐欺行為になりますし、毎日通ったことにしてと頼まれることがあります不正請求になるので当院では対応できません。
症状が落ち着いたら通院頻度は週3~4回が目安
誠整骨院グループでは症状が安定し経過が良いようであれば徐々に来院間隔をあけていくことをおすすめしています。
自賠責保険で補償されている期間に来院間隔を少しずつ空け、普段の生活リズムに戻しても症状が再発しないかを確認します。
慰謝料は合計の通院期間や通院回数で計算されるので
たとえば、むちうちの場合3ヵ月の通院が目安になるので、
初月は25日通院
2カ月目は15日通院
3ヵ月目は5日通院
通院期間は90日、通院回数は45日になれば施術の効果も高く、再発の心配も少なく、慰謝料も満額計算になります。
身体の回復や慰謝料の観点からも、最適な通院頻度をご提案しています。
症状は毎回“細かく正確に”伝えるのが大切
当院では初診時に遅発性の症状の可能性も含めて丁寧に検査をしますが、交通事故でのケガは事故状況や元々の身体の状態により症状が様々です。
「朝起きた時に痛い、座った状態から立つときに痛い」
「仕事の時は大丈夫だけど、育児の負担がかかると痛みがでる」
「腰の違和感もあるけど軽いから伝えなかった」
症状の変化や経過のカルテの記載は後遺症や保険会社とトラブルが起きた際、非常に大切な証明になるので整形外科の先生や整骨院のスタッフに詳細に伝えて下さい。
ご自身でメモに残しておくとさらに安心です。
過去に日記に書いてあった内容が後遺症認定で優位に働き、慰謝料が数十万単位で変わった方もいました。
通院終了の判断は“自己判断しない”のが鉄則
よくある失敗が「そろそろいいかな」と自己判断で通院をやめてしまうこと。
痛みが一時的に軽くなっても、再発や後遺症のリスクは十分あります。
また、保険会社が「自己都合で通院をやめた」とみなすと、その時点で慰謝料計算もストップ。
「医師や施術者と相談して、治癒または症状固定と判断されるまで通院する」
これが正しい通院の終え方です。
保険会社とのやり取りは必ず記録する|対応が悪ければ担当者変更も
保険会社とのやり取りがうまくいかなかったり、後々トラブルになることもあります。
そんなときに重要になるのが記録(証拠)です。
保険会社とのメールやLINEのやり取り、特に電話でのやり取りはよくわからないまま承諾してしまうと不利に働いてしまうこともあるので、
わからければ「書面で送ってください。」と伝えると後から「言った・言わない」の争いはなくなります。
些細なことでも、記録を残しておく習慣をつけましょう。
稀に都合の良い様に言いくるめてきたり、まったく話にならない担当者もいるので、担当者を変えてもらう方法もあることを頭に入れておきましょう。
まとめ|知らないと損する交通事故補償と整骨院通院のポイント
交通事故の補償制度は複雑で、被害者側が正しい知識を持っていないと本来受け取れるはずの慰謝料が減額されることも珍しくありません。
だからこそ、
✅早期受診
✅適切な通院頻度
✅連絡の記録
がとても大切です。
当院では、交通事故に関する知識と経験を持ったスタッフが常駐しており、施術だけでなく保険会社とのやり取りもサポートしています。
事故後の対応に不安がある方、まずはお気軽にご相談ください。




